尋常性疣贅・伝染性軟属腫は、自然治癒する場合激しい反応(紅斑・丘疹・鱗屑 掻痒など)を生じて治癒にいたることはしばしば経験されると思います。この激しい反応の程度・でき方・期間は個人差があります。この激しい反応は湿疹に臨床的に酷似します。この排除反応が上手く行かなくって反応ばかりが起こる個体もありこの人たちは尋常性疣贅の治療を行なわないと治癒にいたらないものと思います。
多彩な病型を引き起こす訳 推測2 簡単な説明
注意 この反応の出方はさらに種々あると想像出来ます。固定概念に捕らわれないでトライして下さい。
長期に治療期間がかかり治療にの場合はこの疾患を考慮して見て下さい。
尋常性疣贅の治療の簡単に終る人から難治性で長期に及ぶことがあること経験されると思います。
この疾患の人はどちかと言えば難治性の人が罹患しやすい傾向があると思います。
白癬・細菌感染など別の疾患なので同時に発症して合併する場合があります。十分注意が必要です。
その他全く別の疾患と合併例もあります。十分皮膚科のトレーニングを受けた皮膚科医が行なって下さい。
治癒過程は個人差がありますしでき方・部位に依って異なりますが、最初の一回目で軽快するのは、顔と子供くらいで他はかえって悪化することがあります。通常は2〜3回目から改善傾向が認められます。
また、10回以上行なって初めて効果が出る場合もあります。
少しでも効果がある場合は諦めず回数を重ねて下さい。数年に及ぶ場合もあります。
お勧め
- 診断にデジタルマイクロスコープが役立つ例があります。
- 治療の為にはクリオサージ(他社の新製品のクリオプロがお勧めです。)めん棒では治療が困難例があります。
- 難治性の場合はイボと同様にヨクイニンの大量投与など行なって見て下さい。/痒みが強い場合は治まってからの使用をお勧めします。
- 外用としては、角化が強い場合はビタミンD3製剤が効果がある場合があります。鱗屑が急に増えますがその後よくなります。
- 12%乳酸ナトリウム溶液は、蒸留水に乳酸ナトリウム(食品の添加物として認可されていて食品の保湿剤、乳化安定剤、腐食防止剤として使用されています。)が溶けただけでステロイドを含まないかゆみ止めとして有効な場合がありますが・・効果には個人差があります。当クリニックの使用経験では、中嶋 弘先生(元横浜市大教授)の報告よりは効果がある方は少ないのですが効果がある人(統計はありませんが印象では半分位の方に効果があります。)がいます。掻爬痕がある場合はしみますので傷を避けるか、傷が治癒してから使用をお奨めします。12%乳酸ナトリウム溶液ついての文献が小児皮膚科学会誌(2005/11月号)に出ました。12%乳酸ナトリウム軟膏の効果
12%乳酸ナトリウム溶液の効果が無い場合、ステロイド外用や短期的な内服が必要です。 非ステロイドの痒み止め- 掻爬で悪化しますので痒みを止めることは重要です。抗ヒスタミン・アレルギー剤の効果も個人差があります。早期の変更をお勧めします。
当クリニックの使用経験では、クラリチン・ポララミン・アレジオン・アレロック・ピレチア・アタラックスなどが効果がある人が多いとおもいますが、効果には個人差があるので種々の薬を単独・併用で試して下さい。効果の出る量・眠気も個人差があります。抗不安薬(デプロメール)や入眠誘発剤を併用すると効果があることがあります。効果のあるもの- 紅皮症・自家感作性皮膚炎様になった場合は、短期的なステロイドの内服が効果がある例があります。
発想にいたる幸運
全く新しいい発想ですが・・まず知り合いの医師からのクライオサージを勧められ幸運があり、本人・看護・受付けスッタフ・妻など身内に同様の症状が生じ十分に観察が出来る幸運が重なったので発見できて、患者さんにも恵まれ発展した考えに辿り着きました。
現在は、この考えをある程度、理解されて来院する患者さんも増えてきました。逆に、いくら説明しても理解の得られない方もいらしゃいます。証明への奮闘記(この発想の証明のためにアプローチ) 2005/4月 某有名パピロマウイルスに詳しい先生に説明とHPの紹介しましたが・・その後連絡はありません。
2005/4月 別の某先生に「砂かぶれ皮膚炎」の発生原因を解説しHPを紹介しましたが・その後連絡はありません。
2005/6月 某大学パピロマウイルス研究者への共同研究の提案の電話しましたが・・・その後連絡はありません。
2005/9月通院中患者さん(他院での診断名;アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・湿疹・魚鱗癬など)からの署名集め快くサインをいただきました。他院でステロイドなどで数年〜数十年治癒していない人が軽快に向かっていることが判明しました。最長50年には驚きました。再度共同研究の提案時に署名を提出予定です。
2005/11月に某元教授にお話しましたが・・・反応がありません。
2005/11月この新しい皮膚病を皆さま(患者さんや皮膚科医・研究者)に啓蒙する為にホームページの入口ページに記載を開始しました。
2006/2月に横浜の学会で別某元教授にお話しましたが否定的ですが、臨床データーを取ることと検査会社と依頼して基礎的な検査を始めてはどうかとの指摘がありました。「液体窒素療法は、円形脱毛症、尋常性白斑、尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎など様 々 な疾患に効果があると報告がある」ことを教えて頂きました。
2006/3月 臨床的データー収集1、群間比較試験で患者さん(対象疾患:アトピー性皮膚炎・脂漏性皮膚炎・手湿疹)を二群に分けて臨床的データー収集開始しました。
2006/3月基礎的 大手検査会社の人に会って項目の選定を開始しましたが、パピロマウイルスに全般的に反応する検査法が現在のところあるとの回答はありません。
2006/4月 大手検査会社に再確認行う、「ヒトパピロマウイルスを全般的に反応する検査はありません。現在、検査会社で検査出来る型は18タイプのみです。との回答でした。」現在までに確定された型数は130タイプで、将来の予想では350タイプ位になるとされています。 つまり、もしウイルスが陽性でも95%は陰性と判定が出ることになります。結論的には現時点では検査室レベルでは陽性・陰性の判定検査は無理となります。
ウイルスの有無のでの証明以外の方法を考えることになります。
2006/4月 臨床的データー収集1も症例が集まりません。現在のデーターの収集は一旦中断して、臨床的データー収集方法2と対象者を再検討しなおして再開の予定です。
2006/6月 臨床的データー収集2はに進んでいます。半年前から1年後にネット上に公開の予定です。
2005/8月 初めて皮膚科のDr.でこの考えに理解して戴けるDr.にやっと巡り合いました。
この時の話から治らない水虫にもこの病気(SDD(h))が関与している確信をえました。この発想をまとめたページにHPのTopページから入れるようにリンクを貼りました。この病名もこの際、簡単な憶えやすいものに変更しました。
2006/10月
・上記の水虫様で治水虫薬らないものを対象に疣として 治療する臨床試験を大学の先生と共同試験をしませんかと提案しましたが・・反応がありません。
・痒みが止り免疫抑制のない12%乳酸ナトリウム溶液の弱点を克服の為に軟膏を試作しました。
・臨床的データー収集3(ターゲットはアトピー性皮膚炎)を開始して、新しいお手伝いして先生に英文の論文にして戴く予定で準備を開始しました。
・SDD(h)に有効な治療の主要な液体窒素療法に必要なクライオサージ (クライオプロ)の輸入業者にこれまでにクライオサージ/クライオプロを販売した施設に「クライオサージ/クライオプロをお持ちか、あることを御存じの方は情報をメールで教えて下さい。」に登録を促す手紙を発送をお願いしました。現在、会社側で文章作成中です。近日中に発送予定です。
2006/12月 上記の手紙の原稿が完成しました。
・12%乳酸ナトリウム軟膏の効果の評価データが集まりました。臨床的データー収集3の為の準備が整いました。臨床的データー収集2 の例
・外来の患者さんでSDD(h)の内アトピー性皮膚炎様 爪白癬様 趾間型足白癬様 ウィルス性発疹症様の興味深い写真とマイクロスコープの像が撮れたのHPでに公開しました。
2007/1月 12%乳酸ナトリウム軟膏の効果の評価データを随時公中です。
・クライオサージ (クライオプロ)の登録数が増えました。登録数が11に増えました。遠方の方は御利用下さい。
臨床的データー収集2 の例 2007/8 月〜 臨床的データー収集3 マイクロスコープでイボが確認出来た例などアトピー性皮膚炎データー集をHPでに公開しました。
・2007/10月痒みを伴うSDD(h)に有効な非ステロイドの痒み止めデーターを収集しHPに公開しました。
・2007/12月治療の妨害因子の塩素について、測定開始しました。
・2008/1月非ステロイドの痒み止めを第24回日本臨床皮膚科学会に発表することにしました。水虫とSDD(h)の関係の図追加しました。
Drへ提案 証明が難しい訳
この発想を受け入れていただくと、今までの皮膚科学では意味分からなった症例も理解出来て診療の幅が広がり治療可能な症例も増えます。多くの困っている患者さんの為に是非受け入れて下さい。 難治性の患者でお困り先生方へ
メールに依るアドバイスを必要な方はメールを下さい。答えられる範囲でお答えします。ken@e-skin.net
従来の治療を試験的に行なって下さい。例1)湿疹を疑ったらまずステロイドの外用を行なって下さい。一度治っても同じ場所で繰り返したり拡大傾向がある場合や角化が取れない場合は思い切って治療を変えて下さい。
例2)白癬を疑ったら必ず顕鏡して下さい。
a.顕鏡が陽性の場合は抗真菌剤の外用か内服(特に角化型白癬・爪白癬の場合)いつまでも治らない場合は合併で白癬は治癒していますので液体窒素療法/クライオサージを試みて下さい。
b・顕鏡が陰性でも白癬を強く疑う場合はは抗真菌剤の外用か内服を試験的に行なって反応がないことを確かめてから液体窒素療法/クライオサージを試みて下さい。例3)背中の毛包炎かニキビを疑ったら抗生物質・ビタミンのなどの治療をして下さい。効果のない場合マラセチア毛包炎も考慮に入れて試験的治療を行なって下さい。全てに反応しない場合液体窒素療法/クライオサージも試みて下さい。
実際、現在当クリニック通院中の8割以上がこの疾患です。
同様の経験をされた皮膚科医の先生はメールを下さい。紹介させていただきます。
コメント・質問・御意見・感想もメール下さい。種々の病名が付く訳の推測 治りにくい場所 治療に有効なもの 証明が難しい訳
2005/11/11から現在までのメール 0