抗真菌剤(水虫・カンジダなどの薬)
真菌(カビ)に対する抗菌活性を示す薬で外用剤と内服薬・注射薬がありますが
ここでは、日常皮膚科クリニックで見られる白癬菌(水虫菌)・カンジダ菌・癜風菌などに実際に使用されている抗真菌剤を中心に記載します。多くの外用抗真菌剤(アゾール系抗真菌薬など)は、カビの細胞膜の合成を阻害します。この多くの外用抗真菌剤は、人間とカビの細胞の膜の違いを利用している効果を発揮します。つまり、人間の細胞になくてカビにある「植物性の細胞膜」を攻撃します。
主な作用点ポリエン系(塗り薬はありません。)は真菌細胞膜に孔をあけてます。グリセオフルビン(内服)は、細胞分裂の過程を障害します。フルシトシン(塗り薬はありません。)は細胞分裂を抑制して作用します。
外用剤の効果
カブレない付け薬はありませんが・・カブレるのは100人に1人位です。最近の薬は、効果があり1日1度ぬるだけで効果があり、効果がハッキリ出る典型な人は最初の1週位は皮が散々剥けて、1週〜10日で見た目も良くなります。
内服薬の効果
抗菌活性「理論的には最近の薬はプールに耳かき1杯の薬があれば抗菌活性(水虫菌をやっつける力)があると言われています。どうして治らない水虫が存在するのでしょうか?」 参考図&解説 水虫外用薬の効果
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ゾ 1 ル 系 には、 |
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最初のイミダゾール系の薬です。口腔内用があります。 |
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オキナゾール |
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口腔内用があります。 |
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最初の1日1回の薬です。 |
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お気に入り薬です。 |
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日本では、内服はなく外用のみ発売になりました。 |
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チオカルバミン酸 |
セパリンT |
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最新の薬です。 |
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ピドン酸 |
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内服薬もあります。 |
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主に婦人科の病気に使われます。 |
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ボレー |
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最近発売の薬でカンジダに適応がありません。 |
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「アゾ-ル系のトリアゾール*には、注射・内服のジフルカンと
内服のイトリゾールのみで外用薬は、全てイミダゾールです。」
医科向けの外用薬には軟膏、クリーム、液、口腔内用などいろいろな剤形
がありますがスプレータイプはありません。口腔内カンジダ症アムホテリシンB(商品名:ファンギゾン)を含嗽(うがい)と
エンペシドトローチとフロリードD口腔内用が使用可能です。
「根気よく続ける」外用治療開始後2〜3週間もすると症状が改善してきます。
けれど、皮膚の奥(角質層)の菌が完全に死んだわけではありません。完治させるには、角質層の菌を追い出すまで、更に2〜3カ月間塗り続ける必要があります。
癜風菌やカンジダ菌は、成長が早い為かもう少し短期で効果があります。水虫菌は、成長が遅く時間がかかります。
治療に際して気をつける点は、出来るだけ患部を乾燥状態にして下さい。靴は通気性の良いもの、例えばサンダルやメッシュでなければ革底のものが良いでしょう。
風呂に入ったら患部は清潔にしっかり洗て下さい。
水虫の棲んでいる角質層は、しっかり洗って余分な垢を落とすようにして下さい。
風呂から上がったら一旦乾燥させ、汗が止まったら水虫の外用薬を塗布して下さい。
ゴルフ場・温泉・スーパー銭湯・スポーツクラブ・ジムのバスマット、病院のスリッパ(当医院は土足です。)などにも気つけて下さい
患部は清潔にし、乾燥に努めるて下さい。
靴下、バスマット、トイレのスリッパなども感染源になりやすいので、こまめに洗濯し清潔にして下さい。
注意)水虫になりやすい人となりにくい人がいます。1度なった人は、なりやすい人ですから十分気を付けて下さい。再感染しやすい人です。「広めに塗る」
正常に見えても水虫菌が潜んでいることがあります。塗り薬を塗って皮が剥け始める所は水虫菌がいると判断してつけ続けて下さい。水虫の塗り薬でカブレる人は、1〜2%位だと言われています。
外用薬ですので、全身的な副作用はほとんどありません。
使用後、1週間位皮が剥けて悪化した様になることがありますが、水虫のついている皮が取れていて効果があるのだなあと思って下さい。10日もすれば、落ち着きますので心配しないで、続けて下さい。
かえって赤みやカユミがひどくなる場合は早めに受診してください。
「水虫に見えて違う病気が存在する」=水虫様の皮疹顕微鏡で真菌(水虫菌=カビ)の存在を確かめる必要があります。鑑別する必要のある主なHPにある皮膚病を記載します。急性湿疹 接触性皮膚炎 膿痂疹性湿疹 汗疱 汗疱状湿疹 掌蹠膿疱症 疥癬 湿疹・角化症様尋常性疣贅(イボ)=SDD(h) しもやけ
注意)市販の水虫塗布薬を塗ると、表面の白癬菌(水虫菌)は死滅するため、顕微鏡で真菌(カビ)が見えなくて偽陰性と判定されます。
検査の前に、主治医に市販薬塗布の旨を必ず伝える必要があります。
市販の水虫塗布薬も勿論かぶれることがあります。
短期間なら顕微鏡で真菌の存在が確認できることもあります。
中国の水虫の薬を使用していたにもかかわらず真菌の存在が確認できたこともあります。一般の薬局でも色々な製剤
現在発売されてる、成分名「○○○ゾール」という名前あるものはものは殆ど「アゾール系抗真菌薬」である可能性が高いと思います。ただし市販薬は最新のアゾール系抗真菌薬ではありません。スプレータイプやパウダータイプも選べます。
その他、爪カンジダ・角化型足白癬(踵の硬くなるタイプの水虫)・ケルスス禿瘡(頭部の水虫)・重症のカンジダ症・水虫・癜風・深部真菌症(黒色真菌症・スポロトリコーシスetc.)などにも使用されますが、量や期間が異なることがあります。
4錠2回/日 催奇形性・光過敏性の薬疹が起こることがあります。 4錠2回/日 心臓の薬などと相互作用を示す薬があります。 1錠 1回/日 肝炎が他剤に比較して起こり易いと言われています。定期的な血液検査が必要です。
爪白癬(爪水虫)前提に記載してあります。殆ど足の爪なので
生え変わるのが手に比べて倍くらい遅いので時間がかかります。
ポンシルFP錠
3錠3回/日
昔からある薬ですが、近年余り使用されていません。
保険適応菌が多い
外用と併用が認められていない。
*爪白癬(爪水虫)の治療を想定してグリセオフルビン錠(グリセオフルビン製剤3種の平均の薬価で4錠を1日2回で10ヶ月の場合を「1」として計算してあります。イトリゾール錠は3ヶ月はパルス療法なので4週間の内に1週間1日8錠内服と想定してあります。ラミシール錠は1錠/日で6ヶ月と想定してあります。
他だし、初診料・再診料・処方箋料・真菌検査・採血などの費用は計算に入っていません。
ラミシール錠は採血に依るチェックは内服前・1ヶ月後・2ヶ月後の3回のチェックが義務づけられています。
効果は、グリセオフルビン錠<<<ラミシール錠<=イトリゾール錠と言われています。
足底の「角質増殖型」の水虫では、内服薬を併用すると
1か月位でよくなります。
飲み薬で爪の変形が治るまでの期間は、グリセオフルビンで1年以上、最近の2剤は半年位と言われています。
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イトリゾール・ラミシールは深在真菌のクロモミコシス・スポロトリコーシスなどにも適応があります。
ラミシールは,一部のカンジダで起こる皮膚病に適応があります。カンジダ菌に全く効果がないわけでは、ありません。
カビの薬は、殆ど細菌・ウィルスなどにたいする効果は、期待できません。
薬局でのイトリゾールの1ヶ月分(内服は1週間のみ)の負担額の目安
1クール3ヶ月です。
実際には調剤料・情報料などの負担が加わります。
病院では、診察料・検査料・処方料などが別に必要です。
その他爪白癬(爪水虫)の薬
「ネイルラッカー」海外では使われていますが・・日本では現在、臨床試験中で発売はまだ先の話です。
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