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SDD(h)とは簡単な説明 

最も分かりやすい日常経験する疾患:「砂かぶれ様皮膚炎

皮膚科医が稀に経験することイボの自然治癒 「いぼ」について

正式に学会などで認められている病名ではありません。
仮に私が付けた皮膚病を起すメカニズムです。
一般的には認められていませんので
私のHP内と私が診療する時に通じる略語だと考えて下さい。

 

SDD(h)とは、

皮膚を守る為に起こった皮膚の変化です。
皮膚の変化は、個人差・原因・出来た部位・経過・合併症なので
バラエティに富んでいて見た目・症状も異なります。
最も疑っているウィルスがHPVなので最後に(h)を付けています。

Skin Disease that happens because of Defense response(防衛反応で起こる皮膚病)の
略語SDDです。今までと異なる皮膚病の発症のメカニズムの捉え方です。
一言で言うと「
皮膚の風邪」と言ってもいいと思います。
最も原因として疑っているウイルスの
uman papilloma virus
頭文字を最後にあてているですが、現在は未だ証明出来ていないので
疑いの意味をこめてカッコ付き小文字で(h)としてあります。

防御応答(排除反応=免疫+α)が、皮膚の変化と症状=「皮膚病」として現れます。
治癒過程も「皮膚病」の症状を示しますが、反応が上手く進むと
自然治癒しますが、
上手く進まないと皮膚の変化が「皮膚病」として残ります。

この「皮膚病」の症状(見え方)経過治り易さはバラエティに富んでいます。

 治療の難かしさ

uman papilloma virusに直接効果がある内服薬も外用薬も存在しないので、
自然治癒の力を高める治療が中心です。
経過に依って
個人個人異なる治療が必要で画一的な治療では対応できません。
治療に対する1人1人の反応の差・症状・時期に依っては一旦休むことも必要とします。
症状経過の把握に役立つ検査も少なく、診断・証明に役立つ検査はありません。

SDD(h)を詳しく

現在までの推測と経験
  1. はじめに + 奮闘記
  2. SDD(h)に含まれると思われる皮膚病(アトピー性皮膚炎など) 
  3. 好発部位 可動部位に生じる細かい亀裂の動画
  4. 効果のあるもの
  5. 個人差の影響:免疫と治療イメージ アトピー性皮膚炎とステロイド治療
  6. 治癒経過のイメージ
  7. この新しい疾患が認めたら説明可能な皮膚病の不思議
  8. HPVの関連を強く疑ってしまう理由
  9. HPVの証明が難しい訳 
  10. データ集 
  11. 「液体窒素療法」とは 補足 Q&A
  12. 悪化原因と注意点
  13. この考えから見た「漢方クリーム事件」
 
治療を始める前にこの治療は、ステロイドなどの治療と異なり
初期や途中で見た目の症状が悪化したり痒みが増すことがあるので、
十分皮膚科医として経験のあ方がこの病気を十分理解して頂いてから始めて下さい。
合併疾患にも対応が必要です。
 

学歓迎

この疾患・当クリニックの治療に御興味や疑問をお持ちの先生は、実際に御自身の目で診療をお確かめになりませんか?どうぞ当診療所にお気軽に見学にお越し下さい。歓迎致します。事前にメールで見学日と時間を御連絡下さい。皮膚科医以外でも構いません。対象者は、Dr.に限らせていただきます。当日は、白衣を御持参下さい。参考)データ集

この概念を受け入れらない先生への質問
  1. ヒトパピローマウイルス(HPV)に対する抵抗性は、正常者とLewandosky(疣贅状表皮発育異常症)の患者さんと
    二者にはっきり別れていてその中間の方は存在しないのでしょうか?
    私の推測:HPVに対する抵抗力が正常者とLewandoskyとの間に異なる
    中途半端なタイプの人が沢山存在すると思います。正常者をさらに越えてある種の
    反応が強く表れる人も存在する可能性もあると思います。
    参考図
  2. 青年性偏疣贅がヒトパピローマウイルス感染巣の中で最小でしょうか?
    私の考え:HPVサイズ(55nm位)から考えてかなり大きな集まりに対する
    皮膚の反応が見えていると考えます。
  3. 青年性扁平疣贅が自然治癒過程時に痒みと紅斑を生じる例の経験はありませんか?
    この反応が弱く起こって湿疹が途中で継続している考えられませんか?
    皮膚科医が稀に経験することイボの自然治癒
      
少しでも興味を持って頂いた方はメールを下さい。ken@e-skin.net

記載開始日 2005/11/11
最終追加日 2015/1/7

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