皮膚病の種類と経過の成人と子供の差 

051411

 

パターン
経過
A

急速に軽快して1〜4回の液体窒素療法で治癒するもの

B

軽快傾向が早く7回程度(5〜15回)の液体窒素療法で治癒するが初期に悪化傾向があるもの

C

軽快傾向が早く7回程度(5〜15回)の液体窒素療法で治癒するが後期に悪化傾向があるもの

D

軽快傾向が比較的遅く5回目までに半分以上軽快して15回程度(9回〜19回)の治療期間が必要

E

軽快傾向がさらに遅く5回目までに半分以下しか軽快しないもので最も長期(20回以上)の治療が必要


判定方法:判定は、原則3〜7回目行なう。カウント開始 8/10/2008〜
10回目・20回目に見直す場合があります。
Aの場合には、長期に来院せず1〜2度で治癒している場合も含めています。

 

治療期間の短さ   A>BC>D>E

   
 

アトピー性皮膚炎様  子供 n=15   成人(12歳以上) n=31

 アトピー性皮膚炎様では、成人の場合と子供では、治癒過程に明らかな差が出ました。

湿疹様とアトピー性皮膚炎様の比較 子供 成人(12歳以上)

湿疹様 UP 子供n=75   成人(12歳以上) n=145

パターン
経過
A

急速に軽快して1〜4回の液体窒素療法で治癒するもの

B

軽快傾向が早く7回程度(5〜15回)の液体窒素療法で治癒するが初期に悪化傾向があるもの

C

軽快傾向が早く7回程度(5〜15回)の液体窒素療法で治癒するが後期に悪化傾向があるもの

D

軽快傾向が比較的遅く5回目までに半分以上軽快して15回程度(9回〜19回)の治療期間が必要

E

軽快傾向がさらに遅く5回目までに半分以下しか軽快しないもので最も長期(20回以上)の治療が必要

湿疹様の成人と子供では、治癒過程にアトピー性皮膚炎様ほど明らかではありませんが、
成人の方が治りにくい傾向がありました。

尋常性疣贅(イボ) UP 子供 n=35   成人(12歳以上) n=55

 

 

尋常性疣贅(いぼ)では、成人の場合と子供では、治癒過程に明らかな差はありませんでしたが、
成人の方がやはり治りにくい傾向がありました。

UP
 

その他+2

手湿疹:成人 n=41 伝染性軟属腫様:子供 n=18  その他 n=85

手湿疹の治癒経過はバラエティに富んでいますがAのパターンの方はいませんでした。
伝染性軟属腫様は子供の尋常性疣贅(イボ)パターンに似ています。
その他の多くは成人なのでパターンが尋常性疣贅(いぼ)の成人にも似ています。
手湿疹様と成人の尋常性疣贅と成人の湿疹様との中間に位置します。

パターン
経過
A

急速に軽快して1〜4回の液体窒素療法で治癒するもの

B

軽快傾向が早く7回程度(5〜15回)の液体窒素療法で治癒するが初期に悪化傾向があるもの

C

軽快傾向が早く7回程度(5〜15回)の液体窒素療法で治癒するが後期に悪化傾向があるもの

D

軽快傾向が比較的遅く5回目までに半分以上軽快して15回程度(9回〜19回)の治療期間が必要

E

軽快傾向がさらに遅く5回目までに半分以下しか軽快しないもので最も長期(20回以上)の治療が必要

 

UP

 

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