食物アレルギー 

戻る Top ちかかね皮膚科 

112710 102911121612

 
食物アレルギーがあると思っている人は全体の20〜45%で、
実際に食物アレルギーある人は全体の
1〜2%、子供でも4%位という米国のデータがあります。
思い込みで食事制限をしないで、負荷と共に脱感作(アレルギー反応を起さなくなること)が
起こり食べられる様になることが多くあります。
口からとるもののアレルギーは、脱感作しやすいことがわかっています。
子供の頃(1〜2才)まで卵にアレルギーがあっても、
殆どの人が食べても平気になります。
極くまれに成人でもアレルギーの人もいますが・・。
日本の報告の5大食物アレルギーは、 ミルク 卵  小麦 大豆 米 ですが、
欧米の報告では、子供は、ミルク 卵 大豆 、チーズ、果物、成人では、ナッツ 
香辛料 穀類 野菜 チョコレートが多いとされています。
日本でもキウュイ(マタタビ科)・マンゴー(ウルシ科)・
カシューナッツ(ウルシ科)・ピスタチオ(ウルシ科)など
新しいフルーツにアレルギーを示す人が増えています。

子供の食べものアレルギーの年齢別頻度は、 
0歳児 10% → 3歳児 2% → 5歳児 1% と言われています。
成長と伴に減少します。

 

 

アトピー性皮膚炎と食べ物アレルギーの関係(私見)

 

食物アレルギーの新しい考え方  栗原 和幸

 
経口免疫へ


食物アレルギーデータ

欧米;1〜2歳児 2.2〜2.8% 3歳児以上 6% 成人 1.5%(アレルギー児は、パーセンテージが高い)
日本の厚生省食物アレルギー対策検討委員会
3歳児 8.6% 小学1年生 7.4% 成人 9.3% (正確な推移は、不明で増加傾向があるとされています。)

最近は、大ざっぱに0歳児 10% 3歳児 2% 5歳児 1% とも言われています。

赤文字は、5大食品と呼ばれています。
          
n=1,565
アトピー性皮膚炎と食事療法 


 
通常行われている血液検査RAST法)は、診断の助けにはなりますが・・・
絶対的な検査法ではありません。一致することもありますが・・
RAST法が陰性でもその食べ物に反応することがありますし、
逆に
RAST法が陽性でもその食べ物に反応しないこともあります。

 

アトピー性皮膚炎と食事療法 へ 
 

戻る Top ちかかね皮膚科