粉瘤(ふんりゅう)atherom・epidemal csyt→炎症性粉瘤 戻る Top
皮膚科で最も多く見られる。上皮から出来る良性腫瘍です。
皮膚(表皮)は2〜4週間で新しくなります。
古い表皮は、角化して角質(あか)になり取れていきます。
毛穴の中まで表皮は続いているので、同じことが起こっています。
粉瘤は毛穴が詰まることで出来ることになっています。
臍窩が写真の拡大とデジタルマイクロスコープで確認出来た例へ
実際の組織標本へ数週間で何もないところから大きくなった場合は、
残存した孔から細菌(バイキン)が入り、化膿して腫れ炎症性粉瘤になることがあります。
その場合は、抗生物質などの内服(1〜2週間)後、2か月位で元の大きさに戻ります。
根本的には、手術をして袋を取り出す必要があります。
手術は、局所麻酔で30分〜1時間で出来ます。
糸を抜くまでには、7〜10日位かかります。
粉瘤が出来始めて1年以上で1cm位になりその後、徐々に大きくなります。
似ている皮膚病に、毛嚢炎(毛庖炎)・せつなどがあります。今までの質問と答え