レスタミン・アンダーム軟膏 

 

アンダーム軟膏

レスタミンコーワ軟膏

C12H17NO3

 

 

C17H21NO

分 類
非ステロイド性抗炎症剤・医薬品
一般名
ブフェキサマク
分子量
 223.27

皮膚の痒みや発赤には、プロスタノイドも関与しています。ブフェキサマクはプロスタノイド系の酵素阻害に関係して作用している可能性があります。この系は複雑で、炎症反応に対して抑制する場合も増強する場合もあり個体差が多く反応は一定でないと推測されます。

その他の非ステロイド性抗炎症剤は、痛み止め(アスピリン・インドメタシンなど)・湿布として使われる事が多くプロスタノイドの作用は複雑で個人差も多くアスピリンアナフィラキシーショックなどを起す場合も稀にありますし湿布で酷い「カブレ?」もありますが比較的多用される薬剤群です。

またステロイド系のようにIL-1やTNFのようなサイトカイン合成を抑制することもないとされています。

アンダーム軟膏の一般的な使用は皮膚科と小児科ではかなり異なります。下記を参考にして下さい。

分 類

非ステロイド外用薬
(抗ヒスタミン剤)

一般名

ジフェンヒドラミン

分子量
 255.36

皮膚の痒みや発赤には、ヒスタミンが主に関与しています。この軟膏は、ヒスタミンの受容体をブロックする作用があります。おもに、痒みをともなう皮膚症状に用いられています。
余り強力な痒みは効果は十分ではありません。

一般的には、蕁麻疹、湿疹、小児ストロフルス、皮膚そう痒症、虫さされ あせもなどに使用されます。

殆どの例は問題ありませんが、Th2系が活性化されるためか?使用中に急激に悪化する例も稀にあります。十分な経過観察と対応が必要です。

 

アンダーム軟膏に対する近医小児科医の意見 

「かぶれる」ことは、ないので保湿剤よりましだと思っていて日常的に使用している。
多くの患者さんで改善を経験しています。
痒みに対する効果は、期待していない。

非ステロイドの使用では無理なのでステロイド使用を推奨する某医大の小児科医の先生もいらしぃます。

 

アンダーム軟膏に対する一般的皮膚科医の意見 

 

「かぶれた」患者さんは皮膚科に受診している可能性がありますが明らかな「かぶれ」て来院の経験はありません。非ステロイドの使用でだけで軽快しないで皮膚科に受診することはあります。
ステロイドで症状は軽快するのでアンダーム軟膏を皮膚医の多くは湿疹群の患者さんに処方すること余りありません。帯状疱疹の使用は、一般的ですが余り「かぶれ」た経験もありませんし、話も伺いません。

過激な意見「アンダームを一度の使用でアトピー性皮膚炎になる。」
 

一般小児科医と大病院小児科医・皮膚科医が意見の食い違いの推測

一般の小児科では、自然治癒するいわゆる軽症の湿疹群が遭遇する機会が多く、大病院小児科や皮膚科では自然治癒しなかたいわゆる重症の湿疹群を見る機会が多い皮膚科ではアンダーム軟膏に対する印象のズレが生じている可能性があります。レスタミン・アンダーム軟膏の使用経験では、アンダーム軟膏によると思われる明らかなアレルギー接触性皮膚炎(かぶれ)は経験しませんでした。少数の悪化例は、経過からアンダームかレスタミンに対する一時性接触性皮膚炎だと思われます。皮膚科医なのでこれまでの使用経験が少ないですが、水虫の薬と同じ程度だと推測されます。

レスタミン・アンダーム軟膏の開発の動悸

他医院で処方され患者さんの希望で処方開始したが効果が認められるので他の患者さんにも使用しています。

当クリニック使用開始者 岡田 真理

 

 

 

レスタミン・アンダーム軟膏軟膏の効果を試しました。

 

集まったデータを公開します

下記のグラフは2007/10/25までの184人を集計しています。
効果・効果持続時間・刺激感です。

おことわり

★データーの効果・刺激感・効果持続時間・痒みVASは全て患者さんからの聞き取り調査で患者さんの性格などにも左右されますので客観性には乏しいのですが、実際のデーターですので臨床的には役立つと思います。

★効果・刺激感・効果持続時間・痒みVASは全て患者さんからは、全ての項目の聴取は無理でした幼児・小児科では保護者からのな聴取になりますし成人でも聴取は無理な場合がありました。

レスタミン・アンダーム軟膏 
「効果あり」と「ある程度効果の人」の一部の
判定可能な人のみの効果持続時間
効果
評価人数
総時間

平均持続時間

106人
907時間
8.6時間
痒みの程度(痒みVAS)の効果持続時間への影響へ
評価母数=184人 0〜77才 平均28.1才 男:女比86:98 
調査期間 2007・9・3〜2007・10・25
痒みの程度(痒みVAS)の効果への影響へ

3種類の軟膏の相互関係効果/上記と同じ184人
 

考案

184例中では、3種類の軟膏が全て効果が認められ無かったのは1例のみで、もう1例は3種類目を試す前に痒みの症状が緩和して試せてないので不明です。
この3種類の軟膏の使い分けでほぼ痒みには対応出来ています
 
レスタミン・アンダームとL-メントール・レスタミンの効果に相違があるのでレスタミンのみの効果が現れているとは考えにくいと思われます。
レスタミン単独よりも合剤にすることに依って痒みを止める作用は明らかに強くなています。 

レスタミン・アンダームは、殆どの例は問題ありませんが、Th2系が活性化されるためか?使用中に急激に悪化する例も稀にあります。十分な経過観察と対応が必要です。

刺激感

刺激感/評価母数=125人 2〜72才 平均 28.7才 男:女比 60:65
調査期間 2007・9・3〜2007・10・25

痒みの程度(痒みVAS)の刺激感への影響へ

 

結論


・今回データーを集めた軟膏の中で効果持続時間は、中程度でした。
・レスタミンとアンダーム軟膏の合剤だが、今回検討した3種類の軟膏中、最も低刺激性でした。
・悪化例は今回のデーターでは3例のみです。明らかなアレルギー接触性皮膚炎は1例も観察は出来ませんでした。
刺激への痒みの程度(痒みVAS)の影響へ
 

 
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