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シジュウム茶 ステリハイド療法

 



当クリニックで通通院長の尋常性疣贅(イボ)で比較的重症で長期間治療している40名位の患者さんに試して貰いました・・効果のある人とない人がいて個人差がありました。「ハトムギ茶」と余り変わらない印象でした。試して見てもいいですが過度な期待はしないで下さい。
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メールの内容1

送信日 03.5.22 11:30 PM
> イボについて調べていてこちらを見つけました。質問ではありませんので返信などは
> 結構です。私は10年以上指に2ケのイボがあったのですが、花粉症対策にとTVで紹介
> されたシジュウム茶を飲み始めて5日目頃に指にあった3ミリぐらいのイボが綺麗に消
> 失しているのに気がつきました。16日目には2ケ目のイボも消えました。その後一週
> 間ぐらい飲み続けましたが、もともと低血圧のためか、体がだるく疲れやすくなるの
> で、飲むのを中止しました。その後一ヶ月たちますが、イボのあったところはすべす
> べで跡形もなく再発もしておりません。昔、はと麦茶が効くと聞いて一ヶ月試し
> ましたが効果が現れなかったので諦めましたし、塗り薬も効果が無かったのですが。
> シジュウム茶は朝昼晩と日に三回飲みました。TVでは花粉症対策として紹介していま
> したが、もともと皮膚病に処方されていたとか。花粉症対策に飲み始めたのですが、
> 思わぬ効果にびっくりしたところです。はと麦より、即効性があるように思います。

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送信日 03.5.26 2:17 AM
>> 5日目頃  →10日目
>> 16日目→21日目  の誤りでした。
>> シジュウム茶は、正式名は、カタカナですか?漢字でしたら教えて下さい
> カタカナです。
>> どこで手に入りますか?
> 今ではTVの影響かあちこちで見かけます。
> 普通の薬局。デパートの健康ショップ。自然食・健康食料品店など。
> ネットでも扱っているところは色々あります。高級そうなシジュウム茶も見かけますが
> 私が購入したのは葉の大きい安いものです。
> シジュウム茶を紹介していたTVというのは「特命リサーチ」です。
くわしくはこちらのHPhttp://www.ntv.co.jp/FERC/で「
2003/03/02」の日付をご覧にな
> ってください。
> 花粉症対策としてですが飲み方なども載っています。(飲み方は購入したお茶に書いて
> あるやりかたでいいと思いますが)
> ”日本大学薬学部の教授がこのお茶を研究中、飲んだところ1週間後、10年来悩んでい
> た重い皮膚病の状態がかなり好転した”とか。
> あと”妊婦の方はTh細胞の均衡が保たれる事で胎児を異物と誤認、流産などの危険性も
> 出てくるとかで、
> シジュウムの摂取は絶対に避けてください”とのことです。
> あと”シジュウムはグアバの一種であるため,グアバ茶である程度代用する事も可能”
> と載っていますが、
> ネットで調べたり、近所の薬局屋さんの言うことには地域により呼び名が違うだけで同
> じものだそうです。
> 私は最初5日間は近所の薬局で買ったグアバ茶の粉末状のティーパック(濃い目に煮出
> していました)から始めて、
> その後ネットで買ったシジュウム茶を飲んでいました。
> このお茶はアトピー性皮膚炎にも処方されているとかで、新聞記事(多分毎日新聞)に
> も載っていました。
> このお茶はもともと健康茶として売られていますが、鉄分の吸収を阻害したり、
> 血圧を下げたりするそうで、低血圧の方には薦められていません。(←私の購入した販
> 売店いわく)
> 人によっては体質に合わないかもしれません(薄めの方が良いようです)
> シジュウム茶(およびグァバ茶)は朝昼晩と日に三回飲みました。最初数日間は濃い目
> に入れてたのですが、
> TVでも薄めでいいといっていたので途中から薄めにして飲みました。
私のイボは指の爪のそばにあり、直径3ミリぐらいで盛り上がった表面がざらつき、黒
> い点々があるものでした。
> イボもいろいろあると思いますし、個人差ももちろんあると思います。
> 私も自分の例しか分からないのですが、他にイボの人を見つけるわけにもいかず…。
> とりあえず、ご参考までにと思いましてメールをした次第です。
 

以下「特命リサーチ」「2003/03/02」の中身です。

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Research Request No.1935

花粉症新発見「彼らはどうやって花粉症の苦しみから開放されたのか?」
2003/03/02 報告 

現在、花粉症患者は全国で約1300万人、首都圏では4割の家庭に1人以上の患者が存在するという。東京慈恵会医科大学の遠藤朝彦博士によれば、ことしの花粉飛散量は2月までは史上2番目ですでにこれまでの平均を上回っており、しかもことしはスギ花粉が多く舞う条件を満たした"当たり年"のため、これまで花粉症ではなかった人にも急に症状が出てしまう可能性があるという。

花粉症に悩まされていたある主婦は、"あるもの"を飲んで20分ほどすると花粉症の症状が治まったという。さらには同様のケースが他にも存在することが判明した。その飲み物とは一体何なのだろうか?

日本大学薬学部の北中進教授が、知人から分析を依頼されたシジュウムと呼ばれる南米産の植物を、お茶にして1日2杯ずつ飲んでみたところ、1週間後に10年来悩んでいた重い皮膚病の状態がかなり好転したという。早速、分析を始めた北中教授は、シジュウムの多種多様な成分がアレルギー疾患に効果を示す可能性を見出した。

一方、東邦大学医学部大橋病院第二小児科の鈴木五男助教授は、皮膚炎の子供に与えていたシジュウム茶を重い花粉症で悩む母親が飲んだところ、花粉症の症状が軽減されたという話を聞いた。興味を持った鈴木助教授は、花粉症を含むアレルギー性鼻炎の患者にシジュウム茶を飲んでもらったところ、そのうちの8割以上に症状の軽減を確認したという。さらに北中教授とともに報告書を当時の厚生省へ提出、花粉症に効果を発揮する可能性がある植物として研究者の間で注目を浴びた。では、なぜシジュウムが花粉症の症状を軽減させるのか?

花粉症とは、体内で、花粉を誤って攻撃する「IgE抗体」が多く作られるために起きる症状。その「IgE抗体」を作る指令を出すのがTh2細胞である。通常Th2細胞はTh1細胞と呼ばれる細胞によって働きが抑えられており、抑えられている場合は花粉症などのアレルギー症状は発症しにくい。だが様々な要因によりTh2の働きが強くなると、IgE抗体を多く作る指令を出してしまい、花粉症などのアレルギー反応が起きやすくなってしまう。

北中教授はシジュウムに含まれるセスキテルペンという物質が2種類のTh細胞のバランスを正常に保つ効果を持つことを、マウス実験によって実証したという。つまりシジュウムを摂取すると「IgE抗体」が作られにくくなり、花粉症の症状が抑えられるというのだ。さらに北中教授によれば、シジュウムに含まれるタンニン類が、くしゃみや目のかゆみなどの症状を引き起こす炎症物質の放出を最高で約97%も防ぐこともマウス実験で確認したという。鈴木助教授によれば、市販の薬だけで花粉症の症状がおさまる人もいるが、冒頭の主婦の事例のようにシジュウムと併用した場合に、より症状が軽くなるケースが存在するという。

シジュウムを一番簡単に摂取する方法はお茶である。シジュウムは健康茶として市販されているが、選ぶ際にはシジュウム100%と表記されているものを選ぶのが望ましい。シジュウムとは元来、南米に生息するグアバの一種であるため、グアバ茶である程度代用する事も可能という。シジュウムを手に入れるには、漢方も取り扱っている薬局に問い合わせる方法がある。

分量としては、沸騰したお湯200ccに茶葉0.5g、小さじ1杯が適量、濃さは色がほんのりつく程度で充分。効き目に個人差はあるものの、効く場合は10分から30分程度でくしゃみや目のかゆみなどの軽減効果が現われ始めるという。

1日の摂取量は2杯から4杯ほど。むやみに飲み過ぎると人によっては下痢などを起こす場合もあるため適量を守る。また北中教授によると、妊婦は胎児を異物として認識しないようにTh1の働きが強くなっており、シジュウムを摂るとTh細胞の均衡が保たれる事で胎児を異物と誤認、最悪の場合は流産などの危険性も出てくるという。そのため妊娠中の方は、シジュウムの摂取は絶対に避けなければならない。

東京慈恵会医科大学の遠藤朝彦博士によれば、花粉症を抑えるためには、日常生活から気をつけることが必要だという。静電気のおきやすい化学繊維の衣服は花粉を引き寄せるためこの時期には不向きといわれてきたが、最近の研究で静電気が花粉を引き付ける力はさほど強くないことが判明した。実は化学繊維は「長繊維」と呼ばれる毛羽立ちが少ない繊維で構成され花粉がからみにくく、綿や毛などの天然繊維は「短繊維」という毛羽立ちが多い構造をもち、花粉がからんで衣服にたまりやすいのだ。そのため天然繊維よりも化学繊維の衣服を着た方が花粉の影響を抑えることができると考えられる。

また、空気中を飛び交う花粉量は時間によって大きく変化し、都心部であれば気温上昇に伴い山林などから飛散した花粉が到達する午後1時〜3時と、上昇気流で上空に巻き上げられた花粉が地上に落下する午後5時〜7時が花粉量のピークにあたる。そのため帰宅時間を7時30分頃までずらせば花粉を吸う量も少なくてすむと考えられるのだ。

花粉症で悩むある主婦は、自宅でこまめに掃除機をかけ、家族にも帰宅時は玄関先で花粉を払うように促していたという。しかし、自動花粉測定装置によって家庭の花粉量を計測したところ、特に花粉に気をつけていない家の平均値とほぼ同じ数値だった。遠藤博士によれば、掃除機は排気によって床の花粉を巻き上げるため、同時に空気清浄機を使用することで床の花粉と舞い上がった花粉の両方を取り除けると指摘する。また掃除の後に雑巾で水拭き、そして仕上げに乾拭きを行えば、より確実であるという。

さらに遠藤博士によれば、起床直後に花粉症のひどい症状が出る「モーニングアタック」は、花粉量とあまり関係なく、実は朝の起き方によるホルモンバランスが大きく関わっているという。朝スッキリと目覚めれば、自律神経のバランスが「副交感神経」優位から「交感神経」優位に切り替わり、その際、副腎から分泌される副腎皮質ホルモンが花粉症に関する免疫細胞の働きを抑えてくれる。だが寝ぼけたまま強引に起きると自律神経の切り替えがはかどらず、副腎皮質ホルモンの分泌が妨げられて、わずかな花粉にも反応、モーニングアタックが引き起こされるという。そしてモーニングアタックによって鼻粘膜が荒れると、日中の症状はよりひどくなるという悪循環に陥ってしまうというのだ。

対処法として、目覚めても頭がスッキリとする、つまり自律神経が切り替わるまで待ってから起き上がる。寝起きの悪い人は、布団の中で足首を前後に動かす運動を3〜4分行えば、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割で全身の血流を促すため頭がスッキリしてくるという。

さらに、花粉症を根本から治療するための画期的な方法として、スギ抗原米が研究されている。2002年12月に農業生物資源研究所が遺伝子を操作することで開発したこの米は、「IgE抗体」の花粉攻撃をブロックする「IgG抗体」を作り出すため、1日80gを白米に混ぜて花粉が飛ぶ2ヵ月前から週1回食べておけば、花粉症に悩まされることはなくなるというのだ。

この「IgG抗体」を用いた治療法については、薄めた抗原を注射する減感作療法が既に実践されているが、長期通院が必要な場合もあり患者の負担は大きい。だがこのスギ抗原米であれば、ご飯を食べるだけで簡単にIgG抗体を生成できる。現在2006年の実用化を目指しており、実現すれば手軽な方法で花粉症を完全に治療できるかもしれないのである。

 

 

踵のイボは、直すのが難しいそうですね。私はステリハイド療法に一工夫加えることで直すのに成功しましたので紹介させてください。
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 メールの内容2

再送信:06.6.24 11:19 PM 

「踵のイボは、直すのが難しいそうですね。私はステリハイド療法に一工夫加えることで直すのに成功しましたので紹介させてください。ただステリハイドを塗るだけでなく、イボの上にイボと同じぐらいの大きさに切ったガーゼを乗せてステリハイドをしみ込ませ、その上からテープで留めます。ここまでは従来のステリハイド療法でもやっているかとおもいますが、私の場合、その前に一作業行います。ステリハイドを吸って死んだイボの組織をハサミで切り取るのです。切り取ると言っても、0.1mm程度の厚さで死んだ組織をはがすだけなのですが、刃の部分が1cm程度しかない爪の手入れ用のハサミを使って、イボ表面の死んだ部分(切っても痛くない)とその下のまだ生きてる部分の間に刃先を差し込んでチョキチョキやりながら剥がすのです。ステリハイドを塗っていると、時々死んだ組織がボロボロと剥がれ落ちることがありますが、それを強制的にやる感じなのです。この方法について、ステリハイドをもらっている皮膚科の先生にも相談しましたが、「OK」の回答を頂きましたさて、この方法をやり始めて2ヶ月ほどになりました。毎日0.1〜0.2mmずつ削り落としているのでイボの部分は1mmほどの深さのくぼみになっています。そしてある日、ハサミで剥がした層の下から明らかに今までと違う肉質の組織が現れました。きれいなピンク色でやわらかい肉です。イボはウィルス感染ということですが、この新しい組織がウィルスに感染しているのかどうかわからず、とりあえず今までと同じようにガーゼを当ててステリハイドを滲ませてテープを張りました。今思えば、この時点でウィルス感染した組織は完全に取り除かれていたのだと思いますが、その翌日になって、イボのあった部分からリンパのような液がジュクジュクと沁み出すようになったのです。あわてて先生に見せ、当分ステリハイドを中止し、代わりに別の消毒薬を塗るように指示を受けました。要するに、ウィルスに感染した組織が取り除かれ、その下の健康な組織の上にステリハイドをつけたために健康な組織が痛めつけられてしまったということのようです。ここで中止しては元の木阿弥ではないかと心配しましたが、リンパ様の液が出なくなってからもその部分はイボとは全く違った柔らかい皮膚です。そのまま日がたつにつれイボのあった部分は平らになり、指紋も復活して完治となりました。これまでの間、液体窒素療法も試しましたが、ある程度イボは小さくなるものの、凍結した部分が固まって落ちるまでの間、凍結した部分が固くなって内部を保護しているような状態になっているためにステリハイドを塗ってもウィルスが生きてる部分に薬が届かず、ウィルスが増殖しているということのように思います。この方法を始めるまでは、凍結療法で痛くて歩きにくい日々を過ごし、長期休暇の間にたった1週間治療を止めただけでイボがまた元の大きさに戻るということの繰り返しをしばらく続けていました。指先等、他の部分にもイボはできたのですが、他の部分だと皮膚が薄いためにより深い所まで凍結できるため、凍結-脱落のスピードがウィルスの増殖より速くて最終的に全患部を落とすことができるのでしょうね。踵にできた小さなイボに気が付いてからそれが直径5mmに成長するのに10年、皮膚科に見てもらって治療を始めて4年と長い付き合いのイボでしたが、ようやく私の体から退散しました。」

 

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