レーザーは、魔法の光ではありません。皮膚に出来たものをなんでもきれいに痕を残さないで簡単に消せると思うのは間違った認識です。医師と正しい判断の基に、有効に利用しましょう。
「近年日本では、レーザー治療やケミカルピーリングは、一種のブームとも言える大きな関心が寄せられています。レーザー治療・ケミカルピーリングは治療法が臨床家による試行錯誤の段階です。レーザー治療機もつぎつぎ新しいものが発売されています。治療効果についても誇大に宣伝されている面は否定できません。作用のメカニズムについても科学的な実証に乏しいのが実情です。まだ、発展途上の分野です。殆どが自費診療で高額ですので、十分に医師(病院)選びに気を付けて納得いくまでカウンセリングを受けて、自己責任の元で診療を受ける必要があると思います。つまり両方伴に発展段階の方法ですあることを認識しておく必要があります。」保険診療と自由診療(自費診療)
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ルビ-レーザー 大田母斑 異所蒙古母斑 外傷性異物沈着症 扁平母斑 |
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パルス色素レーザー 単純性血管腫 苺状血管腫 毛細血管拡張症 |
適応レーザー 適応理由 適応疾患 Qスイッチ・ルビーレーザー(694 nm)
メラニンや異物に適応 扁平母斑(茶あざ)、老人性色素斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)、など
大田母斑、異所蒙古母斑、青色母斑など
刺青、外傷性異物沈着症などパルス色素レーザー(583 nm)
赤血球のヘモグロビンに吸収され血管を破壊する。
毛細血管拡張症
炭酸ガスレーザー(10、600 nm)
組織中の水に吸収され、破壊的に焼却する。
汗管腫、眼瞼黄色腫、毛細血管拡張性肉芽腫など
レーザー治療の注意点
自費診療のものが多い
保険適応のない疾患は、自費扱いで高額な治療になります。また、保険適応のある疾患でも麻酔が自費で高額になることがあります。行う回数も疾患によって異なりますので事前に十分説明を聞き十分納得してから行ないましょう。レーザーの適応の判断
病気に依り使うレザー光(波長)が違うのでまた正しい診断の元に正しいレザー治療を行なう必要があります。
特に悪性のものには、治療対称ではない。特殊な治療は将来可能性があります。
見ただけで診断がはっきりしない腫瘍は、生険(一部を取って病理診断)が必用な場合があります。レーザーを通常使用しないもの 悪性腫瘍 (悪性黒色腫、基底細胞上皮腫など)
原則的には色素性母斑レーザー治療(ほくろ)に対してはレーザー治療は行わない。つまり、ほくろはいじると悪性化する可能性があるのでレーザー治療で母斑細胞(ほくろの細胞)を完璧に除去できているかどうかは、不明で・・・残っている細胞があると悪化する可能性があるので慎重な対応が必用です。
主な経過と方法
- 扁平母斑(茶あざ)多くの症例で1か月後に再発しますが、繰り返すことによりある程度、改善する。
- 老人性色素斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)1回の照射で大部分がよくなる。
- 大田母斑 2か月以上の間隔で繰り返すことによりかなりよい結果が得られる。
- 異所蒙古母斑、青色母斑 かなりの治療回数が必用で完全な消失は難し。
- 外傷性異物沈着症 2か月以上の間隔で4〜5回繰り返しでよい結果が得られる。刺青も効果がある場合があります。
- 単純性血管腫(赤あざ)個々の病気の型と時期によって異なるが、ほぼよい結果が得られる。
- 苺状血管腫 経過をみるが、従来の基本姿勢ですが、近年は、レーザー治療を含めて早期に治療を行うことがよりよい結果が得られるとされています。
- 皮膚の良性腫瘍 汗管腫の適当な治療がない病気に適応できる。眼瞼黄色腫(簡単な手術が可能)もより簡単に除去できる場合があります。ただし、他の腫瘍との区別の為に生険(一部を取って病理診断)が必用な場合があります。その他にも腫瘍も適応があります。
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